リースバックって何？

リースバックとは不動産の売却方法の一つ

住宅ローンを組んでマイホームを購入される方が多いですが、その返済に負担を感じる方も少なくありません。
今回紹介するリースバックは、今住んでいるマイホームを売却して、その後は買主から貸借することでずっと売却した住まいに住み続けることが可能な不動産売却方法です。
「セール・アンド・リースバック」とも呼ばれていて、売却することでまとまった資金を手にする事ができ、さらにそのまま引っ越しもせずこれまでと何ら変わりのない暮らしを送り続けることができるという点でメリットがあります。
さらに、買戻し特約が付いているものもあり、この場合は一定期間の間第三者へ家を売却できない仕組みになり、買主との間で決めた一定期間内に買戻し金を支払うことによって後になってから家を買い戻すことが可能になるというものです。
住宅ローンには景気に影響されるので金利が上昇するなどといったことが度々起きます。
こういったリスクを軽減するにもリースバックは最適な方法と言えるでしょう。

誰もが知りたいリースバックの売却後について

リースバックは住宅を現金化する方法の1つですが、売却後も住み続けられることが魅力として知られているのではないでしょうか。
つまり、売却に合わせた退去の必要がありませんから、引越しをする手間も発生しません。
具体的にどれだけ入居を続けられるかは契約次第ですが、売却後に買い戻せるケースも珍しくないので、買い戻す前提でリースバックを検討することができます。
売却が成立してから入金が行われるまでには、最短でも2週間、長ければ1ヶ月ほど掛かります。
このように即現金化というわけにはいかないので、すぐにまとまったお金が必要な場合には向きません。
しかし、リースバックが現金化しやすいのは確かですし、現金化に加えて豊富なメリットがありますから、検討の選択肢に加えてみる価値があるといえるのではないでしょうか。